「スカイ・クロラ」2009-06-26 Fri 18:15
スカイ・クロラ The Sky Crawlers
監督 押井守 声優 菊井凜子(草薙水素) 加瀬亮(函南優一) 谷原章介(土岐野尚文) 山口愛(草薙瑞季) 平川大輔(湯田川亜伊豆・合原) etc・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 現代に酷似したもう一つの世界。平和を享受する人々は“ショーとしての戦争”を求め、それがビジネスとして成り立つ世界となっていた。そんな中、戦争請負会社に所属する戦闘機パイロット、函南優一はヨーロッパの前線基地に配属される。しかし、彼にはこの基地に赴任する前の記憶がなく、分かっているのは自分が思春期の姿で成長をやめ、空で死なない限り生き続ける宿命にある“キルドレ”であることと、戦闘機の操縦法だけだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自己評価度 ★★★☆☆ 3つ星 “キルドレ”と呼ばれる永遠に歳を取らない子どもたちの戦いと、切ない愛のドラマを描くアニメーション大作。世界中に影響を与え続ける「攻殻機動隊」の世界的クリエイター、押井守がアニメーション映画としては4年ぶりに監督を務め、森博嗣による全5巻完結の大人気シリーズの第1巻を映画化した。“真実の希望”をテーマとしているらしい。 会話にボリュームを合わせると、戦闘シーンなどが爆音、逆にすると全く聞き取れないので、とても困った・・・。結局、声優が大したことないし声を張らないものなので、日本語字幕を付けて観ることに。すると、「ドアを閉める音」や「拍手する音」「ため息を吐く音」まで書かれており、興ざめする結果に。でも、何言ってるのか分からないので渋々字幕入りにすることに。・・・なんでこんな事に?製作者は、作った後にこれを観なかったとしか思えない。ちなみに、劇場版字幕は英語のみ字幕が出る様子。役に立ってくれなかった。 ![]() スポンサーサイト
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「パズラー2 リターン・オブ・マッドネス」2009-04-06 Mon 16:53
パズラー2 リターン・オブ・マッドネス
監督 デヴィッド・カレラス 出演者 クリスティーナ・ブロンド(ベアトリス) デミアン・ビチル(ミゲル) フェオドール・アキトン(サンチェズ) ユリアン・ビラグラン(ウロア) マリソル・メンブリロ(エレナ) ナタリア・サンチェス(少女)etc・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 若く美しい女性神経科医ベアトリスの新たな勤務地は、海辺の精神病院だった。そこで彼女は、母親を目の前で惨殺されたために心を閉ざしているひとりの少女と出会う。だが少女は主治医サンチェズ博士の自殺をほのめかすセラピーの直後、本当に自殺してしまった。サンチェズの治療方針に疑問を抱くベアトリスに、Mと呼ばれる正体不明の患者が囁きかける。自分は、この病院で頻繁に起きている自殺の謎を解くために潜入した刑事であり、サンチェズは次にベアトリスを洗脳の対象として狙っているのだと…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自己評価度 ★★☆☆☆ 2つ星 荘厳な精神病院を舞台に、現実と妄想が交錯する世界に取り込まれていく神経科医の恐怖を描いたサイコ・スリラー。邦題は「2」となっているが、ドイツ映画である「パズラー」とは一切関係はない。ジャヴィエ・アズペイティアの原作を新鋭デヴィッド・カレラスが映画化したスペイン映画。 まず邦題がいけていない。これは映画配給会社が悪い・・・。「パズラー」とジャンルすら違うから、気になって手に取った人もがっかりすると思う。これは「精神病患者」のお話だから・・・。トータルで観た感じは最初と最後が悪くて、中身が良かった感じ。だからせっかくの作品がちょっともったいないことになってしまっている。コンセプトや構想は良かったのにな・・・。 ![]()
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プルーフ・オブ・マイ・ライフ2009-02-25 Wed 12:00
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
監督 ジョン・マッデン 出演者 グウィネス・パルトロー(キャサリン) ホープ・デイヴィス(クレア) アンソニー・ホプキンス(ロバート) ジェイク・ギレンホール(ハロルド・ドブス=ハル)etc・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 天才的な数学の才能の持ち主であるロバートは5年前から精神のバランスを崩してしまい、娘のキャサリンはたった一人で看病を続けてきた。しかしキャサリンの願いも空しくロバートは一週間前に亡くなる。悲嘆に暮れるキャサリンのもとにロバートのかつての教え子、ハルが現われる。いつしか2人は恋に落ちる。そんな矢先、ハルはロバートのデスクから一冊のノートを見つけ出す。そこにはなんと、これまで誰も成し得なかったある定理の証明が記されていた。しかし、興奮するハルに対しキャサリンは、それは自分が書いたものだ、と思いがけない言葉を発するのだった…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自己評価度 ★★★★☆ 4つ星 デヴィッド・オーバーンのピュリッツァー賞受賞の舞台劇を「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督、グウィネス・パルトロー主演で映画化したヒューマン・ミステリー・ドラマ。 数学は嫌いな類であるが、この映画はそんな人にも安心して観ることができる映画で、安心した。最後まで観た感想は、「おそらくこれはハッピーエンドである」という事だった。おそらく・・・がついてしまうのは、スタートラインの近くまで戻ったと思われるから。正確には、螺旋状の人生の中で、スタートラインに似たところに行き着いた・・・と言うべきか。 ![]()
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